離島の郵便局訪問記

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zoom RSS ■その180[沖縄県・久高島(くだかじま)] 2005-03-03

<<   作成日時 : 2005/12/19 05:39   >>

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父島母島を訪問した時点で、郵便局がある未訪の離島は東京都の利島、山口県の浮島、及び祝島の3島となった。ところが、2月の中旬に沖縄県の久高島に簡易郵便局が設置される情報がインターネット上に紹介された。

そして、2月20日付で日本郵政公社の開局情報に正式に久高島簡易郵便局設置が公表された。私は沖縄県の郵便局は全て訪問していたことから、3月3日の開局日に久高島を訪問したいと思った。仕事の休みは何とか取れそうだった。

そして、郵便局めぐりの友人達と一緒に久高島簡易郵便局を訪問することになった。合計5人が集まった。3月3日の前日2日に沖縄入りすることにしたが、5人のうちYさんは仕事を終えてから7さんと一緒に訪沖することになった。

私は2回目の種子島訪問でご一緒させていただいたMさん、トカラ列島(口之島中之島宝島)訪問でご一緒させていただいたYaさんと計3人で、3月2日の午前中に羽田空港から那覇空港へ飛んだ。首都圏と異なり沖縄は暖かかった。

レンタカーを借り、Mさんが未訪の南風原町にある南風原郵便局、宮平郵便局を訪問して、沖縄自動車道を利用して宜野座ICまで走った。本来はMさんの未訪エリアの郵便局を訪問する予定だったが、Yaさんの要望を受け入れた。

Yaさんは沖縄本島の北部に未訪の郵便局があった。今回の羽田〜那覇の往復チケットは日本航空(JAL)の「おともdeマイル割引」を利用し、Yaさんが10000マイルを出してくれた為、私とMさんは往復20000円強の支払いで済んだ。

Yaさんのご厚意に感謝し、沖縄本島北部へハンドルを切ることになった。宜野座ICからはYaさんの未訪の郵便局だけを訪問することとなり、まずは名護市の久志郵便局を訪問した。次に名護宮里郵便局を訪問した。

同局はルートになかったのだが、Yaさんのチェック漏れで急遽訪問することとなった。次に架橋されている屋我地島の国立療養所内にある済井出簡易郵便局を訪問後、大宜味村の大宜味郵便局、国頭村の国頭郵便局を訪問した。

ここからは、距離の長い安田簡易郵便局、さらに奥郵便局まで走った。レンタカーの運転手であるMさんはひたすら法定速度を守りつつ、気持ちだけ速めにアクセルを踏んだ。安田簡易郵便局に着いた時点で、15時40分を過ぎていた。

奥郵便局に16時までに到着することは厳しいと分かった。しかしながら、Yaさんには是非とも奥郵便局の窓口で貯金してもらいたいという気持ちを消すことは出来なかった為、私が奥郵便局へ電話して、ロスタイム貯金をお願いした。

奥郵便局では快く私達を迎えてくれた。しかしながら、ここから那覇までの長い長い距離を戻ることを考えると、運転手のMさんに同情せざるを得なかった。これもYaさんが10000マイルを提供してくれたおかげだと割り切った。

この日、Yさんと7さんの二人は那覇空港に22時を過ぎての到着だった。当初はMさんが二人を那覇空港へ迎えに行く予定であったが、那覇市内から奥郵便局までを往復運転したMさんは既に気力、体力を失っていた。

結局、Yさんと7さんはモノレールに乗って、ホテルまでやって来た。そして、翌朝に驚愕の事実が私達5人を襲った。波が高く、沖縄本島から久高島への定期船は出るが、帰りの定期船は早々と欠航を決めたのだ。

そこで、7さんが久高島の海上タクシーを予約した。海上タクシーは渋々運航してくれるとのことだ。ホテルから安座真港までYさん運転のレンタカーで走った。Mさんは前日の疲れが取れず、運転手役をYさんに代わってもらった。

安座真港には定期船が停泊していた。本来は久高島から海上タクシーが来て、それに乗船することになっていたが、久高島までは定期船に乗船することにした。久高島へ行ったら行ったで定期船は安座真港へは戻って来ない。

沖縄のテレビ局のクルーは久高島簡易郵便局の開局取材を断念したようだ。海上タクシー代も出ないとはテレビ局の予算も逼迫しているのだろうか。この日の久高島航路は波が高いとは思うが、小笠原航路に比べたら厳しくない。

久高島に到着し、島民に聞きながら久高島簡易郵便局を目指した。10分もかからずに到着した。私達5人は全員が100円貯金をした。それ以外は定額小為替を振り出したり、押印に精を出した。狭い局舎内にお客が増えた。

私達5人以外に、沖縄本島の郵趣家であるご年配の方々も久高島簡易郵便局に集まった。同じ船に乗った方達だ。この方達も当然のことながら、久高島から安座真港への帰りの船便が欠航になったことを知っているはずだ。

彼らは私達と同じようにチャーター船を利用するのだろうか。不思議な気持ちだった。局舎内は狭くなったが、お互いが協力しあい、島民の方も交えて阿鼻叫喚の世界にはならなかった。開局が沖縄県だからであろうか。

阿鼻叫喚と記したが、首都圏での郵便局の開局には時として怒号が飛び交う。開局目当てで訪れる人の数が多いというのもあるだろう。首都圏から沖縄県の郵便局の開局に来た私達の方が珍しいと言えば珍しいと言えよう。

簡易郵便局の開局ということもあり、郵便局の応援部隊として沖縄本島側の何処かの郵便局からも応援があった。さらに、写真を撮っている方もいらっしゃった。行きの定期船に乗船された方だ。沖縄の新聞社の方だろうか。

さて、開局での用件は各自が終わった。開局につきものは記念品だ。今までの開局ではボールペンやマグネット、メモ帳、クリアファイル等をいただいた。大抵は一つだけだ。しかし、ここでは、紅白のお菓子に石鹸に長寿箸等だ。

おまけに、「天ぷら、食べていってくださいねぇ」と言われた。沖縄で天ぷらとはドーナツのことを言う。沖縄ではお目出度い日は地域をあげて祝うのだ。久高島の幼稚園児が郵便ポストに郵便物を入れただけで記念品贈呈だ。

久高島簡易郵便局を訪問して、沖縄県の郵便局を再々々完訪したことになった。お目出度い気分で久高島を訪問出来て良かったと思う。しかも、気の置けないメンバーと一緒に沖縄県を訪れることが出来たことは嬉しい限りだ。

これで帰りの定期船が出ればお目出度い日に釘を刺さなくて良いのになと思っていたところ、帰りの定期船が出航するという情報がいきなり入ってきた。何でも風向きが北から北東に変わり、船が出ることになったそうだ。

久高島簡易郵便局の開局を祝うがごとく、帰りの定期船の出航が決まった。久高島は「神の島」だ。不思議なことだが、私達では理解しがたいことが起こり、定期船の欠航を覆したとしか言えない。こうなると気がかりが一つある。

チャーター船へ断りを入れることだ。当初の行きの安座真港から久高島までのチャーターを断った手前、帰りの便もキャンセルすることは言い辛いところがある。ここは海千山千の7さんがきちんと連絡を取っていただき、事なきを得た。

帰りの定期船には、久高島簡易郵便局で一緒になった沖縄本島の郵趣家であるご年配の方々が何事もなかったように乗船していた。船内では久高島中学校をこの春卒業する生徒の顔写真が貼ってあった。

生徒の氏名を見る限り、沖縄県特有の姓の方が少ないように思えた。安座真港ではIさん(東京都在住)と、Tさん(熱海市在住)の姿が見られた。この日の羽田空港の始発便で訪沖されたようだが、二人は偶然にここで出会ったようだ。

二人に別れを告げて、私達5人は沖縄県本島の郵便局めぐりとして、Mさんの未訪エリアである中城村、北中城村、沖縄市、具志川市、北谷町、宜野湾市の郵便局を訪問した。16時を過ぎてYさんのリクエストでカレー屋に寄った。

この後は、7さんのリクエストで安座真港で偶然会ったIさん、Tさんとドーナツ屋でオフ会となったが、Tさんは何故かよそよそしく挨拶程度で済まされた。その理由は後になって分かったが、残念ながらここでは割愛する。

その後、レンタカーを返して那覇空港20時発のJAL便で羽田空港へ戻った。機内では女子高生に周囲を囲まれて暫しキャピキャピ五月蝿くて、心安からず状態であった。ところで、久高島簡易郵便局で写真を撮っていた方のことだ。

この方は、やはり沖縄の地元新聞社の関係者だったのである。翌日の地元紙に7さんをメインにした写真入りの記事が掲載された。これは翌日も沖縄に滞在されたIさんが購入された地元紙で判明したのだ。

尚、訪問時は島尻郡知念村だった久高島は2006年1月1日付で他の町村と合併して南城市となった。

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