離島の郵便局訪問記

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zoom RSS ■その178[東京都・母島(ははじま)] 2005-01-27〜28

<<   作成日時 : 2005/12/17 00:15   >>

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父島の二見港を出航した「ははじま丸」は2時間の航海で母島に着くが、二見港の出航が遅れた為に、定刻の14時半を遅れて15時頃に着いた。母島簡易郵便局は14時半までの営業である為、この日の訪問は諦めて宿へ向かった。

母島の人口は父島の約2000人に対して4分の1に満たないこともあり、港周辺は父島に比べておとなしい感じがする。父島までは行くが母島までは行かない観光客が多いことから、父島と異なり母島は観光地と言った印象が薄い。

宿に荷物を置いて母島の中心部を散策した。中心部は村役場の支所や農協、商店、警察が並ぶ。若いお母さんが多いのに驚いた。子どもが少ない離島も多い中、ここ母島はそうでもない。赤ちゃんがいる。ある意味不思議だった。

小笠原に来て結婚した方々も多いと聞く。そういう方々の子どもなのだろうか。高齢化が進む離島の中でも小笠原はどうやら異なるようだ。そういう母島は温暖な離島である為か、私がTシャツ姿でも1月の寒さを感じなかった。

さて、話には聞いていたが、新聞がまとまって商店の店頭に置かれた。雑誌類も購読されている島民の方用に置かれた。ニュースはテレビでも見ることが出来るが、新聞は毎日配達されて当たり前という考えは、ここ小笠原には無い。

商店に並んだ食品には賞味期限が切れているものが多いのには思わず納得してしまった。宿に戻り、夕食をいただいた。「島」の宿は言い方は悪いが小汚い感じが多い中、母島の宿は清潔感があり、食堂は広々としていた。

翌朝、朝食後に母島簡易郵便局を訪問した。同簡易局は農協(JA)に委託している。農協内は広く、職員に若い人が多い。雰囲気も明るい。100円貯金を終えた後は、同行者のSさんが消印の押印を終えられるのを待った。

母島を10時30分に「ははじま丸」は出航した。もし、波が高く「ははじま丸」が父島から来なければ、東京へ戻れないと危惧したが、「ははじま丸」は何事も無かったように母島に姿を現した。2時間後に父島の二見港に入港した。

東京へ向かう「おがさわら丸」は約1時間半後の14時に二見港を出航する。この間にSさんは小笠原郵便局を訪問した。私は前日に「おがさわら丸」から「ははじま丸」への約1時間の乗り継ぎ時間の間で、同局を訪問した。

Sさんが小笠原郵便局を訪問された後、途中の商店で昼食のおにぎりを購入した。ターミナルは大勢の人で賑わった。「おがさわら丸」に乗船し、デッキから港での見送りの風景を見た。多くの方々が「おがさわら丸」を見送った。

1週間後まで「おがさわら丸」は父島に来ない。そういう意味で見送りの方々は「おがさわら丸」に乗船した人々を見送っているというよりも、「おがさわら丸」そのものを見送っているのではないかと思うほどであった。

噂に聞いていた、小さな船で「おがさわら丸」を途中まで追っかけて見送るということは残念ながらなかった。父島を離れ、行きと同じく開放された最底部のEデッキへ移動した。行きに比べて揺れもなく、雑誌を読むことが出来た。

しかしながら、就寝中は揺れが激しくなり、揺れにより生じる音の大きさが耳に痛いほど聞こえた。これは本当に恐ろしかった。この恐ろしい音が消えるのは何時になるのやら、恐怖を感じたままうつらうつらした。

「おがさわら丸」の定員は1000人強であるが、行きの乗客は196人、帰りの乗客は164人であった。Eデッキが開放されたことは喜ばしかった。これが最盛期の航海であったならば、2等船室はある意味タコ部屋状態だったろう。

自分のスペースが狭く、寝返りを打つのも厳しい。おまけに背中から腰にかけて痛くて痛くて、空いている毛布を何枚も重ねて寝ることが出来なかったであろう。小笠原へ行くには時季を選ぶべきだとつくづく思ったものだ。

東京・竹芝桟橋に着いた時、小笠原諸島の暖かさとは異なり、首都圏はまだまだ寒いと感じた。観光目的で小笠原諸島を訪問したわけではなかったが、長い長い航海であった。本当にお疲れ様である。

尚、父島へは「おがさわら丸」に代わって、超高速船「テクノスーパーライナー(TSL)」が就航する予定であったが、採算が合わないことにより就航は無くなった。約17時間で東京から父島へ行くことは夢に終わった。

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